屋号はまだない

木工家のたまごが感じる、日々のあれこれ。

一山越えた

昨年度から取り組んでいたBamboo Green House Projectが完結した。

それは想像以上の人とのご縁を作ってくれて、沢山の人が助けてくれたプロジェクトでした。

 

その感謝の気持ちを込めて、この前の日曜に完成記念パーティーを企画したのだけれど、思った以上に沢山の方が足を運んでくれて、そこでは地域の人と地域外の若者が同じ釜のご飯を食べながら、ワイワイ笑顔で交流している姿を見て、じーんと来てしまった。

 

私が目指してるイベントってこういうのだ、って思いました。

地域が全部お膳立てして都会の人をに楽しんでもらうだけの『おもてなし』なイベントじゃなくて、外部からの参加者と地域の人が一緒に作れるイベント。

 

地域はちょっと町おこしに疲れてきている。

マンパワーが圧倒的に足りないんだもの。

 

だからもっと都会からの参加者に深くコミットしてもらい、協働作業による一体感を感じられるようなイベントがきっといい。

何も地域が全部負担して準備しなくたっていいんだよ、っていうイベントなら、地域の方も楽しんで参加できる。

私は地域の人にももっと楽しんでもらいたいんだ。

しんどいしんどいばっかりじゃなくて。

 

このプロジェクトをやりきったことで、見えてきた世界がある。

一山越えた、ってきっとこういうことなんだろう。

ここからは、連峰を縦走していく一年。